昨日に引き続き、国家についてもう少しおしゃべりする
全共闘運動で忘れられないのが、吉本隆明。
「共同幻想論」が有名。私も読んだが、分かりづらい文章で
理解できなかったことを覚えている。
左翼の国家論は、マルクス・レーニン主義に基づく
階級史観論から、国家とは他階級支配の為の組織 と定義する。
それに対し、「国家とは共同の幻想」と定義する。
私は、当時も今も「共同幻想」が正しいと思っている。
※確信したのは、「オーム真理教」が「国家」を造れて
新左翼各派が「国家」を造れなかった、」と思ったからだ。
※国家と宗教 天皇 独裁→これらが全て説明できる、と当時思った
但し、国家は「幻想=幻」ではなく、強い実態を持つ「共同の観念」
と今は思っている。ただ、「共同の観念」は、国家の本質を表しているが
「群れ集団」としての人の集まりの初期から現在まで広く網羅する概念で
近代国家を定義するには欠かせない、「統治」と言う概念は欠かせないと思う。
「共同幻想論」は戦後左翼の特徴である
「国家」=「悪論」
を時代背景として生まれたもので、これから未来に向かって生き残れる
思想であるかは疑わしい。
先日、市立図書館・開架式書棚の目につくところに
「吉本隆明全集」が置かれているのを見た。
何もこんなに目立つところに置かなくても、と軽い拒否感情が起こった。
30代半ばで、全集が刊行されること自体、おかしな事だと、当時も思った。
今から思えば、出版社も「金儲け」に勤しんでいたんだね。
■ウクライナ情勢
- ロシア領 セベルドロフク州 大規模山林火災 放火 64件
56000ヘクタール 消火重機はウクライナに投入でない - ロシア 対ナチス戦勝記念日
・バフムト、増援で侵攻してきたが、ほぼ膠着
・他は露軍低調な攻撃
・露軍、記念日のための戦果をを得られず
・ヘルソン州ドニエプロ川中州、宇軍占領を、露軍認める
■【石平】習近平「独裁」に異変!「台湾侵攻」反対論が噴出【デイリーWiLL】
- 習近平のコロナ封鎖政策の腰砕け
- 国内経済の低迷
- 口で言うほどでもないかも?
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