プーチン擁護者批判(6)矢野義昭
チャンネル桜で7月に「ロシアが勝つ」と明言。
その理由は「武器が圧倒的に多い」から10月にハルキウ、リマンを
含むウクライナの大反攻後も、ロシアの反撃を予測する。
その理由は「シベリアに戦車の大生産工場がある」から。
その後もイジューム、ヘルソン奪還とウクライナの反転攻攻勢が続く。
11月3日付の自身のホームページでは、ウクライナ兵は減少し
傭兵が主となり、支援する米、NATOの兵器も枯渇している。
30万人の動員兵が戦力化しロシアの大攻勢が始まるだろう、と言っている。
これらの情報源は一切明示しない。馬渕睦夫と同じく唱えるだけ。
軍事専門家を自認するだけ始末が悪い。
専門家として、真にお粗末だ。嘘つきかスパイと言ってよい。
12月、1月の戦況は、一部局地的に動員兵の大量の投入でロシアの
攻勢が見られる。投入された動員兵は1日700人を超える死者を出している。
これが後にロシア国内の厭戦となって表面化する。
全体としてウクライナの攻勢は変わらない、と多くの専門家は予測する。
矢野義昭がプーチンを擁護する理由は、プーチンの言うことそのままだ。
ウクライナから虐待されるロシア系住民を助けること等々。
ロシアが負ける、と予測する軍事の専門家は、その理由を
①戦争目的の変更
②ロシアの侵略戦争なので、兵士の士気が低い。
③欧米の軍事支援
④欧米の経済制裁
⑤プーチンを筆頭とする戦争指導部の無能性
⑥ロシア国内体制の動揺
と多彩だ。いずれも、誰もが納得する。
西側の識者だけでなく、ロシアの識者も一部とはいえプーチン後の
ロシアについての発言が表面化している。
もはや、ロシアが勝つことはありえない。
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