昭和の大戦の真実(正)(1)黄 文雄著

■まえがき
・日本が過去にした悪い行いは、戦争に負けたことだけ→常識
・奈良・平安350年間 江戸250年間→平和→日本文明の所産
・自存・自衛戦争  (続)アジアの解放・独立戦争

■第一章大 東亜戦争を世界史の視点から見直す

  • 「大東亜戦争」を「太平洋戦争」と称する過ち
    ・GHQにより変更
    ・国家神道 軍国主義 国家主義
    ・東京裁判史観 階級闘争史観
    ・自存自衛のための呼称
  • 果たして避けられたか?
    ①歴史の状況、流れ、趨勢からみて、どうか?→大航海時代からみるべし
    ②列強間の戦争からみて、どうか?
  • 日本一国だけでは決められない宿命にあった
    ・対支21ヶ条要求(1915年)→満州権益→日中対立
    ・米との最初の対立→日露戦争後→満鉄共同経営要求を日本拒絶
  • 否定・肯定論から貢献論へ
    ・自存自衛史観→戦中日本人、マッカーサー
    ・東亜解放」史観→戦中日本政府
  • 歴史貢献
    ・近代化建設に貢献
    ・日本の貢献→「告日本国」ポールリシャール(1917年フランス)
     文明開化、殖産興業を東アジアに興す。→20世紀の世界支配構造を変えた。
  • 必要なのは「歴史の省察」
    ・最大の被害者は「日本」
  • 謝罪外交をやめよ

第二章 列強の脅威と戦い続けた日本の宿命

  • 朝鮮独立と近代化を支援した日本の事情
    ・維新以来朝鮮の近代化を望んだ
    ・清のの属国→清は日本の近代化を理解せず→列強からの国家防衛→それを敵視
    ・中華思想の優位を認める→進歩と停滞の戦い
    ・国民を持たない清国の敗北
    ・賄賂、李鴻章の私兵
    ・徴兵制実施せず
    ・フィリピン→アギナルドの独立運動
  • 飲まざるを得なかった三国干渉
    ・清→日清戦争に、ロシアの介入を企てる
    ・「英露独」に利益を与え援助を降べきだ→売国
    ・清を分割
  • 清を蚕食→列強
    ・清→国家 観念無し
    ・賠償金 3億円 金本位制
    ・列強からの借款→列強のコントロール下
  • 日英同盟→1902年
    ・英独競合→フランス アメリカ連携
    ・対独、露→日英同盟
  • 米との協調へ転じた英国
    ・インド独立運動支援
    ・オーストラリア , ニュージーランド、カナダ→白人連合
  • 米→中国進出→日英同盟解消
    ・独、露である共通の敵、消滅
    ・ワシントン会議→反米英沸騰
  • 日露戦争
    ・発端→露→韓国への野心
  • 日本軍兵士の献身的愛国心→愛国教育→ロシア国民→3/4文盲
  • 幣原外交→無抵抗主義→日本叩き
    ・国際協調主義→米英従属主義→対中不干渉主義→排外市議日本に集中
    ・満州事変→幣原外交終焉
    ・「武力による現状変更は承認し得ない」→スチムソン・ドクトリン
    ・国連脱退→新秩序建設
    ・満州→日本の生命線
  • 日独伊三国同盟
    ・米英に対決→日満中ブロック経済
  • 中国の罠に貼った日中戦争
    ・清国→アジア防衛の意思無し→露清密約→国土防衛の意思も無し
    ・大アジア主義・アジア共同防衛
    ・中国分割阻止
    「中華民国」という反日ナショナリズムの出現
    ・満州→満奴の地
    ・革命後→中華民族主義→日本を抗争相手
    ・中国人→領土 観念 ナシ→「天下王土にあらざるものなし」→皇帝たちの中国
    ・中国の排日戦略の末に起きた満州事変
    ・共存共栄を理解できない中国民族
    ・和平工作を受け付けなかった中華の伝統
    ・中国の衰退→18c末人口過剰、社会環境崩壊 →内乱→太平天国の乱、回乱
    →辛亥革命→軍閥内戦、国民党内戦、国共内戦
    ・切望した中国の近代化
    ・パール判事→満州事変→「共同謀議」でない。→国際情勢が引き起こした結果である
    ・ブロック経済→国際協調主義派拒否される→経済自由主義も拒否→満州に活路を求める
    →生命線
    ・ジョン・トーラント→米→モンロー主義許容しかし、アジアで「門戸開放」
  • 1945/8/14→ニューヨークポスト
    ・「太平洋の覇権を我が手に」
    ・「我々はペリー以来の願いを達成した。これでアジアの覇権と市場は我々のものとなった。」
    ・降伏文書調印 ミズーリー号→ペリーの星条旗が掲げられた
    ・自存自衛のために戦って、破れた

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