新大東亜戦争肯定論(1) 富岡幸一郎著

はじめに 戦争を考えること

<<「身分の低い者から高い者に至るまで
   皆、利をむさぼり
   予言者から祭司にに至るまで皆、欺く。
   彼らは、わが民の破滅を手軽に治療して
   平和がないのに、「平和、平和」と言う。
   彼らは忌むべきこと(汚れたこと、憎むべきこと)をして恥をさらした。
   しかも、そのことを恥ずかしいとは思わず
   嘲られていることに気づかない。
   それゆえ、人々が倒れる時、彼らも倒れ
   私が彼らを罰するとき、
   彼らはつまづく」と主はは言われる。>>(「エレミア書」6省13~15節)

  • 大東亜戦争
    ・満州事変→日中戦争→対日封鎖→太平洋戦争→「侵略戦争」
    ・戦争指導層の無能→天皇以下国民は止められなかった
    ・軍国主義、全体主義
    ・東京裁判で有罪→「誤った戦争」
    ・一億総懺悔→自由民主主義・平和主義 ・9条
  • 「本当の平和」であったか
    ・アメリカに依存したまやかしの平和
    ・「わが民の破滅」→「手軽に治療」→国民は犠牲者であっただけか?
  • アジアのファッシズム国家→蒋介石政権
  • パール判事→儀式化した復習→国際法に基づいた評価

Ⅰ 大東亜戦争への視覚

  • 祖国の戦争を何と呼ぶか
    ・「林房雄論」→三島
    ・思想表現→徳川斉昭、藤田東湖(攘夷論) 平田篤胤(日本新神国)
         →抗戦イデオロギー 抗戦教育
    ・西力東漸→戦うのみ
    ・一国型富国政策・自給自足→江戸時代
    ・開国型「富国強兵」
    ・馬関戦争以来の全ての戦争→やむにやまれぬ戦争→日本人の実感
    ・司馬史観→昭和の戦争→侵略戦争
    ・幣原外交→日本も侵略の目標→非現実的→「白い太平洋」
  • ペリーの星条旗
    ・戦艦ミズーリ号上降伏儀式→31星星条旗→ポーパタン号
    ・敗戦→軍国主義、封建制度からの解放
    ・共産党→「米軍」→「解放軍」
    ・配給品→「自由民主主義」→衛星無害な政治家、思想家の排出
    ・昭和27年4月28日→主権回復→米軍駐留→米宗主国
    ・BC級戦犯→幽閉 シベリア抑留数十万人
    ・Ocupied Japan→最大の問題→政治、文化を論ずるな→林達夫
      →見せかけの政治ごっこ、猿芝居
    ・河上徹太郎 林達夫→顧みられなくなった→戦後生まれ→卑屈 退廃
    ・戦艦ミズーリ号にはためくもう一本の星条旗→12月8日(日本時間)真珠湾攻撃
     →ホワイトハウスに翻っていた
  • 東京裁判という復讐劇
    ・中華思想→反日運動→国内統一
    ・戦後日本人→歪んだ贖罪意識
    ・十分とは言えないが、議会主義は機能していた→国民にも責任あり
     →国民→主体としてあの戦争に対峙したくない
    ・パール判事→この裁判のよって立つコン教を問うた
    ・共同謀議はなかった
    ・ポツダム宣言受諾→条件付き幸福→無条件降伏でない
  • 12月8日の真実
    ・1932年→ハワイで米軍や模擬訓練
    ・経済封鎖→戦争へ 
    ・蒋介石政権を援助
    ・マッカーサ→安全保障上の問題→侵略でなかった
    ・改竄された「記憶」から脱出→歴史を「記憶」する
  • 真珠湾攻撃と特攻
    ・大西瀧治郎→真珠湾攻撃→特攻攻撃→アジアの民へ回帰
    ・無謀でも愚かでもない
    この戦争そのもの→「特攻」であった

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