孫正義 三木谷 浩史 を教育に関与させるな!!!
第Ⅲ部 教育が狙われる
★★★第7章 グーグルが教室に来る!?
■4600億円利権の「GIGAスクール構想」
- 生徒一人;タブレット1台 クラウド活用 高速大容量インターネット通信環境
2019年発表 2021年配布完了 - プログラミング教育 三木谷浩史
デジタル教科書 孫 正義
5G接続
デジタル庁推進 竹中平
■膨大な生徒たちの個人データをグーグルが収集する
- 久留米市 グーグルOS搭載 クロームブック
- 海外巨大企業 生徒たちの個人データが集められる→危機感ない(自治体)
■緩められた自治体の個人情報保護ルール
■公立学校の敷地に5G基地局が建てられる
「GIGAスクール構想支援プラン」:楽天モバイル基地局 学校敷地内
児童健康不安視
千葉市が名乗り→住民から批判の声
地方自治体の警戒心のなさ は目に余る
■世銀とGAFAの餌食になるアフリカの子供たち
- 教育と技術→エドテック →教育格差解消
オンライン学習 学習状況の把握 - 世銀とテック企業→ビジネスモデルがアフリカをターゲットにする
- 21世紀 超有望党投資分野
- 6ドル/月 月謝 ウガンダ、ケニアの月収の4分の1に相当
- 批判→民間では無く、公教育にお金を回すべき
タブレットではなく、生身の教員の教育
★★★第8章 オンライン教育というドル箱★★★
■米国発の教育ビジネス
<<子供たちがどこに意識を向け、どうやって学習するべきか>>
→思想コントロールに繋がる。
- を誘導するソフトウェア開発(フェイスブック ザッカーバーグ)
■校に投資せよ
- 民間が経営する教育事業に、公費を流す仕組み が必要
■費用は税金、運営は民間の<チャータースクール>
- 70年代→「子供ファースト」運営
- 80年代→「新自由主義」的教育
「危機に立つ国家」(レーガン政権)→学力低下の責任
公立学校の怠慢 組合
→保守層共鳴→公教育の民営化→規制緩和<チャータースクール(貸し切る>
→<バウチャー制度>税金を民間企業が運営
■ベンチャーが教育を投資商品にする
- 一定期間内に成果なし→廃校
- べっbチャー型チャリティ
企業イメージ向上 税額控除 公金投入 - 低点数学校→認可取り消し→障害者 底成績 児童を排除
- 「規制緩和」「選択肢」「競争強化」「インセンティブ」
- 経費削減→教員を契約社員にする→教員免許なし教員採用
■教育ビジネスとタッグを組んだオバマ大統領
- チャータースクールの問題点
・退学率高い
・低費用は実現していない
・成績向上は実現していない
・コストカット分は、株主に還元される
- ゲイツ財団の幹部→教育省副長官
■子供たちを仮想空間に移せ
■200万ドルのプライベートジェットで豪遊
- 選択肢
・授業料無料のオンライン公立学校
・授業料有料のオンライン公立学校
・授業料有料のオンライン個人口座
- 税金をチャータースクールに流す
- 市場規模→244億ドル(2兆6800万円)
■立ち上がる親と教師たち
- トランプ→公教育解体 デジタル化 更に促進
★★★第9章 教科書のない学校★★★
■13億人のAI教師がいれば、生身の先生はいらなくなる?
- <画一的教育はアプリにはかなわない>
- 教師 非正規雇用に 外国人教師
地方公務員法 教育公務員特例法 遵守不要
公益のための教育不要 - 憲法で守られてきた公教育の形骸化
- 教育は「知識の伝達機関か?
■「タブレットが無いと全部自分で考えないといけない
- 情報過多 各能力 内容を咀嚼する能力
■教科書の無い学校
■ビル・ゲイツは自分の子供にスマホを持たせない
■情報多様性を体で感じるー荒川区の学校図書館活性化計画
■待てないデジタルと、待つことの価値
- SNS→「今世紀最大の大衆操作ツール」(ザッカバーグ)
■タブレットは情報格差を見えなくする
- 情報は平等で無い
- タブレット ネット回線 提供者は 私企業である
■教育改革は決して急いではいけない
- フィンランド→<教育は、この国の政治の最重要課題である>
- 公教育の価値を認識すること
- 私教育が子供の未来人権を脅かさないようにすること
→法で線引きすること
■倫理を持たないAI vs 未来を選ぶ私たち
- 「問う力」=「考える力」
- AI→倫理観欠如
- 公教育に参入する私企業→<透明性> <公平性><説明責任><憲法順守>
- GAFAが奪うのは単なる個人情報、プライバシーではない
- 「私たちが自分で自分の行動を決める未来を選択する権利」
★★★エピローグ★★★
エピローグ
世界経済フォーラムが出版した『2030年の世界へようこそ』の中で、デンマークの
イダ・オーケン元環境相は、やがて来るデジタル新世界をこんなふうに描いている。
そこでは食べものがタダで手に入り、移動は無料で家賃もない、生きるために必要なも
のには全て無料でアクセスできる。AIで制御された自動運転の電気自動車から見る街は
埃ひとつなく清潔で、大気汚染などの環境破壊も全て過去のものだ。
もう苦労して、生活のために稼がなくていい。ベーシツクインカムが保証されているか
らだ.全国民に毎月定額が振り込まれるので、格差も貧困も失業もない。信用スコアと連
動したキャツシュレス決済で、全ての移動履歴と購買記録が追跡・管理されており、不審
な育動は事前に制御され、いじめも犯罪も社会不安も一掃されている。
、二‥ま月、.卜女や迷いで道を誤り、他人を羨み、足を引っ張り、権力を握れば腐敗す
る。欲望のままに大量生産・大量消費を繰り返し、行き着くところは人口爆発と地球環境
の破壊だ。だから地球を再生させるために、全てをデジタルで管理する。人間が持っ不適
切な感情も、行動を起こす前の段階で、芽のうちに取り除ぃてしまえばいいo
同フォーラムのクラウス・シユワブ会長によると、AIが進化した今、警察や法の執行
機関は、個人の犯罪行為の可能性や罪悪感を評価するために、脳から直接記憶を得る技術
を使うことができるというoジヨギング中に付けるアツプルゥォッチのように、心拍数や
脳波を読み取る粉塵サイズのナノチツプを人々が身体に埋め込むことはヽ遠からず日常の
一部になるからだ。
すごい時代になつたと思う。
彼らが決して回にしない、そのデジタルを動かすのは一体誰なのか? という、たつた
一つの疑間を除いては。
世界経済フォーラムが目指す世界の軸である一ステークホルダー資本主義一は、GAF
Aと私たち一般ユーザーの間に横たわる一情報の非対称性一を強力に固定化し、古今東西
の為政者が一度は夢見るユートビア〈デジタル・フアシズム)を完成させるだろう。
だが一方で、これとは別の、新しい動きも始まっている。
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