亡国のエコ(D2) 杉山 大志 著

読書ノート 亡国のエコ(D2) 杉山 大志 著

第二章ウクライナ侵攻が予言する「脱炭素」の未来

 ■ウクライナ侵攻で激変した世界のエネルギー事情

 ■プーチン暴走「脱炭素」

  • ドイツ:ノルドストリーム2完成後や70% ロシア依存
    →ウクライナ侵攻に踏み切る
  • 脱炭素の看板下さず→再生エネルギー依存高める→電気コスト高くなる
  • 太陽光発電、風力発電、電気自動車→中国依存高める

 ■「最大のリスク」を見誤った金融機関の罪

 ■開発途上国を蝕む「気候植民地主義」

  • 化石燃料資源価格高騰
  • スリランカ破産 パキスタン

 ■「化石燃料」を禁じられた開発途上国の悲劇

  • 北アフリカの再生可能エネルギー:欧州に電力を供給するだけ

 ■エネルギー価格高騰で大打撃を受けた欧州の非鉄金属産業と肥料産業

  • 中国からの輸入が増える→脱炭素に逆行(中国:エネルギー効率悪い)
  • ドイツ:政府の手厚い保護政策

      エネルギー集約産業:肥料 ガラス

  • 欧州肥料生産 減少 価格高騰 開発国益々窮乏

 ■やり過ぎな「エコ推進」が世界に独裁主義の台頭を招く

  • 経済制裁:途上国は皆無
  • 2030年 世界一の原発国 中国

 ■本当に必要なのは脱「脱炭素」

  • 気候危機説:誤っている
  • 日本 CO2排出量 4割火力発電 6割 工場 家庭 自動車
  • 原発再稼働させるべし
  • どのエネルギーを使うかを政府が決めるな。
    規制 税による強制 補助金漬け
  • 「技術開発に必要なのは、自由主義経済の力を発揮できる
  •  市場の力とすそ野の広い製造業基盤を鍵としたイノベーティブな経済」
  •  政府:教育 基礎研究実証実験

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