有難み しみじみ

有難み しみじみ

 白内障の手術を受けたのは、昨年5月のこと。

眼鏡が不要になったことPCが鮮明に見えるようになったこと。

「あ!」と驚いた。

 しかし、先月暮れから、アメブロを始めて幾日か経って、

その有難みをしみじみ思うようになった。

手術前は、かなり白内障が進んでいて、Pcの動画は何ともなかったが、

文字は読むのに苦痛で、2,3行でギブアップしていたのだ。

そのことをつい忘れていて、幾日前から思い出し

「そういえば・・・」

と現時点と当時を思い比べるようになり、しみじみ、有難みを感ずるようになった。

本も苦痛なしで読めるようになった。このブログに読書情報を

掲示できるようになった。

父が亡くなって、20年以上になるが、白内障の手術後、脳梗塞の病状が

進んだのが、原因であった。

私の場合は、1日の入院であったが、手術時間は30分、痛みもなく

当たり前のように、この様にアメブロを楽しんでいる。

医学の進歩、医者の研鑽には感謝しなければならない。

フィリピン政府が授与するアジアに貢献した人に与えられる

「~賞(名前忘れた)」は、昨年の受賞者は日本人であった。

ベトナム人数万人の白内障を無料手術で完治させたという。

PC文字が見ずらくなったくらいならまだしも進むと盲目に

なるから、その功績は讃えてよい。※

名前を思い出せないが、白内障で盲目の女性の木造彫刻

(平安期か奈良期)を思い出した。えらく感動して、

じっとその写真を見つめた。ググっても見つからない。

本箱を探してみよう。見つかるかも。

※<参照>

 「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイの授賞式が30日、

フィリピンのマニラで開かれ、東南アジアで失明予防に尽力してきた

眼科医の服部匡志氏(58)ら4人に授与された。

東南アジアでは白内障による失明リスクが大きい。

服部氏は受賞演説で20年前のベトナム初訪問を振り返り

「白内障のまん延に驚いた。衝撃だったのは両目視力を失った悲惨な

状態になって初めて患者がやって来ることだった」と訴えた。

服部氏は表彰の際、私財で医療機器を買ってベトナムに

寄付し無料で患者を治療、現地医師30人以上に手術法を指導し2万人以上を

治療してきた、と壇上で紹介された。
                 北国新聞 2022/11/30 21:48

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