「脱炭素」は嘘ばかり(D4)杉山 大志 著

読書ノート「脱炭素」は嘘ばかり(D4) 杉山 大志 著

第4章 気候危機はリベラルのプロパガンダ

ーーーNHKのプロパガンダーーー

■NHKが煽る温暖化報道

  • 「すでに温暖化の悪影響がおきている、地球が壊れている、
    いますぐ行動品しないといけない」→私(松下)がナレーターなる輩を侮蔑する理由
                    →心にも無いことをさも信じているように
                    →詐欺師の才能
  • 2018年「ホツトハウスアース」仮説:「北極の氷が融けて気温が上がる
                  →シベリアの永久凍土が融けてメタンが発生
                  →さらに気温が上がる
                  →アマゾンの熱帯雨林が枯死してさらに気温が上がる……」
     といつた連鎖が起きて、地球温暖化、4℃を超える
  • NHK:確立した科学的見解のように流してる。
  • 2100年 気温上昇:0.5℃ (「ホットアース論文:0.47℃と明記)

■怪しげな未来予想
  NHKスペシャル「2030年未来への分岐点

  • 政府予算の研究が多い
  • ほとんどが、コンピューターシミュレーション
  • 気温上昇が4℃に達する
  • 地球温暖化でロシアの永久凍土が融けてその中から感染性のウィルスが発生する。
  • 日本の砂浜の9割が海面上昇で消滅する→原因は河川からの土砂流出が減少したため
  • 熱中症で外出自粛、医療逼迫→温暖化で死亡率が下がる
  • 令和元年東日本台風→降水量10%ふえた(フェイク)
  • 強力台風で荒川が決壊して2メートルの水害が起こる→フェイク:防災対策をすべし
  • 雪不足でスキー場閉鎖

ーーー「気候危機」を煽る環境白書ーーー

■台風、猛暑、豪雨を温暖化のせいに→統計的分析なし

  • 気象庁「日本の気候変動とその影響」
  • (2018年)1951年~2016年:台風発生数長期変化傾向なし
  • 環境白書はまずこのようなデーターを提示すべし
  • 提示しない理由;不都合な手トリックがあるため
  • 猛暑の原因;①気圧配置変化、ジェット気流の蛇行②都市化

■真っ赤な地図で印象操作

  •  「2019年の世界各地の異常気象」
  •   「寒かったところを隠して、暑かったところだけ赤く塗った」 

■防災白書も誇大広告

  •  「気候変動x防災」1975年以降の大雨発せ日数だけ切り取っている
  • ・気候には数十年規模の振動はいくつもある。
    過去45年間だけのデーターで判断してなならない。
    →白書はこのことを知っている
  • 気象庁HP:45年は短い。今後のデーターの蓄積が必要

■科学をインターネット検閲

  • ソーシャルメディア→温暖化脅威論に懐疑的記事を削除 検索しずらくしている。

■脱炭素は新興宗教

  • NHK,ドイツ公共放送、CNN,ABC、GAFA→環境運動の手に落ちた
  • 大きな政府 国連への権力委譲必要→リベラル派の世界観
  • 国際環境NGO→資本主義嫌う 国家権力による経済統制を
           支持中国政府礼賛 中国企業を攻撃しない
  • 環境運動はリベラルのアジェンダに加わった。→政治的成功
  • 2020年 米大統領選挙 GAFA 民主党より 言論統制

■トランプVSツイッター

■検閲された温暖化「懐疑論」

ーーーリベラルのフェイクと政治力ーーー

■気候危機に誘導する国連アンケート

  • 2021年64%気候変動は危機

■環境運動家が「謝罪」した理由

マイケル・シャレンバーガー

●気候変動は起きてぃるけれども、世界の終わりではないし、
 我々の最も深刻な環境問題でもない
●人間は「6回目の大量絶滅」を引き起こしていない
●ァマゾンは「世界の肺」などではない
●気候変動は自然災害を悪化させていない
●森林火災は2003年以来、世界中で25%減少してぃる
●人類が肉の生産に使用する土地面積は大幅に減少しており、
 その面積はァラスカに匹敵する
●ォーストラリァとヵリフオルニァの山火事は気候変動のせい
 ではない。森林管理の失敗である。
●C02排出量は、多くの豊かな国で減少しており、1970年代半ばからイギリス、  
 ドィツ、フランスで減少している
●オランダは海面より低い土地の生活に適応して豊かになつた
●世界の食糧生産の余剰は25%もある。世界が暑くなるとさらに余剰は増加する
●種の保存への脅威は、気候変動よりも、生息地の喪失と野生動物の殺害である
●薪炭は化石燃料よりも人や野生動物にとつてはるかに悪い
●将来のパンデミックを防ぐには、農業の産業化が必要だ

本書の読者は、いくつかの細部はともかく、以上のほとんどが   
ファクツ(事実)であると分かるだろう。だが、これらは、
環境運動家のレトリックや日本の大手メディアの論調とは、かけ離れている。

  

■嘘つきから科学を守る

●工場と現代的農業こそが、人間の解放と環境保全の鍵である

●環境保全のために最も重要なことは、より少ない土地でより多くの食料、
特に肉をい効率で生産すること

●大気汚染とC02排出量を削減するための最も重要なことは、薪炭から石炭、石油、
 天然ガス、ウランヘの移行である

●電力源を100%再生可能エネルギーに転換するとなると、エネルギー生産のために
 使用される土地面積を、今日のO・5%から50%に増やす必要がある
 (注/米国に於いて)

●都市、農場、発電所は、低いエネルギー密度ではなく、高いエネルギー密度にすべき

●菜食主義への転向は個人の排出量を4%以下しか減らさない

●鯨を救ったのは、グリーンピースで無く、鯨油から石油とパーム油への転換

●放牧牛肉は飼育牛肉に比べ、20倍の土地を必要とし、300%以上のCO2を排出する

●グリーンピースの教義によつてアマゾンの森林が断片化し環境が悪化した

●コンゴのゴリラ保護は植民地主義的であり、国民の反動が起き、250頭のゾウの 
 殺害をもたらしたかもしれない

コラム 

ひろがる21世紀の啓蒙思想

むやみに悲観的にならず、自信を持って課題に取り組めば、これまでずーとそうだったように

将来もきっとよくなる。

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