読書ノート 江戸幕府の北方防衛(D1) 中村恵子 著
はじめに
「江戸時代の蝦夷地(北海道)が日本でない」ことを洗脳するかのように、
文部科学省の検定によって、小学校6年生社会科の教科書が修正された。
この事実は、検定委員にそのような勢力が就任していることを推測させる。
北海道は白抜き。検定合格!!
実際、2019(平成31)年4月13日付の産経新聞では
【来年度から使用される小学校の教科書で、江戸時代初期の日本を赤く
塗った地図が文部科学省の検定により、北海道以北を自くする修正が
行われた結果、北方領土を固有の領土とする政府見解と矛盾しかねない
内容になっていることが13日分かつた】
と報道されている。
小学生の教科書にまでその主張を入れ込もうとする、あからさまな日本に
対する挑戦を放置すれば、そのまま嘘が事実として固定しかねない。
「江戸幕府の北方防衛努力を伝へ、江戸時代の蝦夷地は日本であること」を、
事実と証拠に基づいて日本国民に知ってもらう必要があると考えた。
「循環型社会構築」活動北海道総合開発委員会委員 高橋晴美知事のもと
「開発」の文字を入れないとする暗黙の力、アイヌ文化の発言や→おかしい
北海道日本ハムファイターズ バナー広告 北海道は開拓者の大地
→アイヌ協会の抗議で
「北海道百編記念塔」壊す動き 高橋知事の責任大北海道の江戸時代は
日本ではないとして、
「土地をアイヌに返せ」
と主張する勢力の思い通りに、事は進んでいる。
だが、それに対し、異論を唱える地上波、新聞などのマスメディアはなく、
政治家や研究者の動きもない。
国民の大部分は、テレビ、新聞の情報をそのまま受け取り、
この現状を知らないのである。
私は、この「江戸幕府の北方防衛」の実を広く国民に知ってもらい、
江戸時代の蝦夷地が日本の領土であることを日本人の共有知識と
すべきであると強く感じた。
<第1章 江戸幕府の対外政策>
キリスト教禁教 鎖国 肯定
<第2章 日本の領土確保と近代経済発展に寄与した松前藩>
(1)米が取れない無高藩ではない 。
北海道を日本領土として守る。
中世~室町 秀吉の「朱印状」 家康の「刻印状」
(2)北前船交易 富を循環させ近代経済の源を気づいた。
<第3章江戸幕府の北方防衛>
ロシアの南下 松前藩 東北諸藩の関与 日本地図作成
<第4章 松前藩・東北6藩の蝦夷地警備地をたどる旅>
旧ソ連による理不尽な領土奪取
千島・樺太を守ろうとした。
北海道各地の郷土資料館、開拓記念館、
博物館の北海道年表→江戸時代の蝦夷地を「アイヌ文化時代」と記している
<第5章 蝦夷地(北海道)を奪おうとする動き>
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