■本人訴訟
- 本人訴訟とは、弁護士に依頼せず本人が訴状を書き、
提出し、法廷に立つことだ。民事事件の場合のこと。 - 私がこんな方法があることは、記憶にないがネットで
昨年春ころ知った。今訴訟している裁判は、運営していた
ショップ契約をヤフーからチンピラの所業かと思わんばかりの
一方的に契約解除された時から頭から離れなかった。
弁護士費用、仕事による時間的制約更に適用法令の有無等々で
断念していた。 - だが、本人訴訟を知って、がぜん”やる気”が湧いてきた。
だが、弁護士の助けは必要。30分5500円。数時間は
必要だから数万円。訴訟費用は訴額(損害請求額)の
1%未満が凡その見当。私の場合は全部で10万円位を見ている。 - 裁判は口頭弁論とは名ばかりで、準備書面による書き言葉での論争だ。
テレビ映画のように“ハッシ”と相手と口角泡を飛ばすことはない。
弁が立つ必要はない。 - その代わり、文章力は多少必要のようだ。ただ単純な
”借金返せ”のような場合は、本人訴訟のマニュアル本で間に合いそう。
多少複雑な場合でも、訴状例文集を読みこなせば、何とかなるかも。 - 日本人はアメリカ人ほど、「お上に訴える(裁判)」ことを
”よし”としない。これは、裏を返せば
泣き寝入り
が多いことを意味する。強いものに巻かれろ、に通ずる。
- 私の今回の訴訟もお金ではない、こんなもの許せないの
正義感からの訴訟だ。 - 費用は気にせず、時間の取れる方は、どんどん
本人訴訟
で裁判を起こしてはどうだろう!!!
<参考書籍>
本人訴訟ハンドブック 増補改訂版 矢野輝夫著
こちらの方が役立った。
訴訟は本人で出来る 石原 豊昭, 石原 輝他共著
概略をはじめにつかむに良い。
<追伸>
■訴額が140万円以下の場合は、簡易裁判所になる。
60万円以下の場合は「少額裁判」として、訴訟者の
負担がより少ない。
和解制度もある。よくよく検討されたし。
必要品:パソコン
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