弁護士考
若いうちは弁護士と付き合うことはあまりない。
しかし、年を食うにつれ、大なり小なり関りをもつ
羽目になる。
私の場合は50歳はじめのころだった。案件は忘れたが
小さなことだった。皆目見当がつかなかったので、
共産党系の事務所を訪ねた。応対した弁護士は若造
だったが、横柄な態度で接してきた。よくもまあ
こんなんで世の中渡っていられるな、と思った。
立腹して、提示された名刺を”ピーン”と指ではじき返して
部屋を出た。でも私もまだ若かったんだね。受付に
5500円支払ってしまった。今なら、こんなの金払えるか!!
と払わず出てくるね。
今回の本人訴訟での弁護士を頼むにも、2か月ほどかかった。
最初は町田市の無料相談。こちらが頭を下げても答礼なし。
「このバカ女」とどやしつけて、”終わ”。
次は、ネットで一般営業の弁護士事務所にコンタクト。
名刺を投げ返すほどではなかったが、横柄な態度だったので
30分5500円で出てきた。そして、今の弁護士。
満足というほどではないが継続しようと思っている。
最低限の礼儀を保っているからだ。
思うに今は弁護士過多だ。収入も多くはない。甘い顔して
安閑といられる商売ではないのが現実のようだ。
最低限の礼儀を保ってくれるならば、「親身になって」は
期待しない方が良い。
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