弁護士考  1月8日

弁護士考

     若いうちは弁護士と付き合うことはあまりない。

      しかし、年を食うにつれ、大なり小なり関りをもつ

      羽目になる。

      私の場合は50歳はじめのころだった。案件は忘れたが

      小さなことだった。皆目見当がつかなかったので、

      共産党系の事務所を訪ねた。応対した弁護士は若造

      だったが、横柄な態度で接してきた。よくもまあ

      こんなんで世の中渡っていられるな、と思った。

      立腹して、提示された名刺を”ピーン”と指ではじき返して

      部屋を出た。でも私もまだ若かったんだね。受付に

      5500円支払ってしまった。今なら、こんなの金払えるか!!

      と払わず出てくるね。

      

      今回の本人訴訟での弁護士を頼むにも、2か月ほどかかった。

      最初は町田市の無料相談。こちらが頭を下げても答礼なし。

      「このバカ女」とどやしつけて、”終わ”。

      

      次は、ネットで一般営業の弁護士事務所にコンタクト。

      名刺を投げ返すほどではなかったが、横柄な態度だったので

      30分5500円で出てきた。そして、今の弁護士。

      満足というほどではないが継続しようと思っている。

      最低限の礼儀を保っているからだ。

  

      思うに今は弁護士過多だ。収入も多くはない。甘い顔して

      安閑といられる商売ではないのが現実のようだ。

      最低限の礼儀を保ってくれるならば、「親身になって」は

                 期待しない方が良い。

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