「平和な日本国」日本の裏側(D2)堤 未果 著

■3月27日判決 ヤフー裁判は、敗訴でした。
■弁護士と相談の上、控訴を検討します。

読書ノート 「平和な日本国」日本の裏側(D2)堤 未果 著

★★★P01・カネで世界を動かす”神々”★★★

■桁違いに稼ぐ「ロビイスト」たち

  • 米に3万人いる 年額3500億円 「政治」という商品に投資
  • 日本政府 企業も米で行っている (例)TPP
  • トップクラス収入:60億円/年

■マスコミは個人にフォーカスするので注意

  • 「個人にフオーカスする報道は、受け手を情緒的に反応させる。
     それは為政者にとつて最も理想的な状況を生み出すだろう。
     大衆が生理的に反応する時は、その背景にある構造や、
     相関図に目がいかなくなり、ニュースは全体像がぼやけた
     バラバラの点に過ぎなくなるからだ」
  • 2016年 大統領選挙 トランプ個人の発言ばかりで、
        全体像が不明になった。
  • 「お金」の流れ 「資金」「人事」
  • 米を動かすもの→財界とワシントン の複合体
  • 主要銀行 ウォール街

■封印された狂気に再び息を吹き込んだクリントン

  • 1933年「グラス・スティーガル法」→投資銀行 商業銀行 分離
  • 顧客にリスク→利益相反 詐欺 横行
           大恐慌の反省から銀行を規制するために作られた
  • 80年代~90年代→大恐慌以来の銀行倒産→巨大銀行 寡占化
  • Too Big to Fail :多様性を捨て 市場を少数で独占
  • 救済対象:銀行以外に拡大→ヘッジファンド 株式市場 (グリーンスパン)
  • 巨大銀行カルテル
  • 「グラム・リーチ・ブライリー法」:1999年、クリントン大統領
         銀行預金部門 投資部門 分離規制 撤廃
         暗黙の金曜日の再来防止
         →「強欲資本主義」
          ゴールドマンサックス、シティーグループ、バンクオブアメリカ
          JPモルガン・チェース、AIGs

■政界と業界をつなぐ「回転ドア」

  • 最強:ゴールドマンサックス

■金融危機を引き起こしたウォール街を誰も取り締まれない

  • 2008年金融危機 
    リーマンブラザーのSEO:350億円受領して辞任
  • 低所得者層:保険証券として売り、有名大学教授 格付け会社
          トリプルA で売る
  • アメリカという国を略奪 世界を略奪
  • オバマ:「この腐りきったシステムにメスを入れ、アメリカを
    救う」
        →最大のペテン師

■オバマは回転ドアにメスを入れたか?

  • 証券会社 ウォール街を規制する 実体経済を取り戻す
    →すべて、嘘っぱち ノーベル賞までだまし取った。
  • 元凶だったゴールドマンサックス 、モルガンスタンレーも
    銀行持ち株会社に代わり、そこに政府の規制が入る予定であった。
  • オバマ大統領就任式:最前列にウォール街の大物
  • ロビイストの入閣禁止→反故
  • ゴールドマンサックス:上層部→共和党 民主党同数
  • ウォール街
  • ウォール街では有料投資→政治献金 ロビー活動 有名私立大口利き

■チェンジの裏舞台では、回転ドアが高速回転中

  • 人事 ゴルドマンサックス シティーグループ モルガンスタンレー
       幹部が政権中枢へ

■メガバンクは税金で救われ、金融業界は猛省無し

  • 70兆円公的資金→不良債権買取
  • 金融業界規制を阻止

■お金の流れと人事を見れば、真の権力構造が見えてくる

■アルファベット3文字の、世にも怪しい金融商品

  • CDO、ABS、、CDS

■多額な報酬に笑いが止まらない人、全てを失った人

  • 一般投資家 証券マン:全財産失う
  • 金融界のトップ→罰を受けず、政権内に

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